あなたの健康を、佐渡全体で支えます

住民の方々から

誰が運営しているのですか?

「一般社団法人 佐渡地域医療・介護・福祉提供体制協議会」が運営しています。また、さどひまわりネットの構築には国の支援や新潟県・佐渡市のご協力をいただいています。

さどひまわりネットで共有される情報をもとに診断を行ってよいでしょうか?

さどひまわりネットが扱う情報は「参考情報」としての位置づけであり、電子カルテ相当の「信頼が担保された情報」ではないため、それ単独で診断および診療を行うことはできません。診断や診療は医療機関における診察・検査結果等を総合して行う必要があります。

システムを導入することで、入力作業等の負担が増えるのですか?

基本的な情報については、施設が保有するレセコンなどの医事会計システムや電子カルテ・画像機器・検査システム、外注検査会社等から自動的に取得することを原則としているため、入力作業を行っていただく必要はありません。一部の自動取得できない機器や、参加施設間でコミュニケーションを図る機能やコメント機能等を使用する場合には、手動入力が必要となります。

また、2013年12月から介護施設等でのバイタル・ADL(日常生活動作レベル)情報を管理する機能が追加されました。該当する施設の記録と二重入力にならないように、入力した内容を紙出力して記録として利用できるように配慮されています。

さどひまわりネットは紹介状の代替となりますか?

さどひまわりネットには紹介状作成機能があり、これを用いて紹介状を作成して登録すると、すぐに紹介先で参照することができます。しかし、診療報酬上はさどひまわりネットを紹介状の代替とすることはできず、印刷して正式な紹介状として患者に渡す必要があります。

さどひまわりネットには、なるべく短時間で紹介状を作成する機能を有していますのでご活用下さい。また、検査結果や処方内容などはさどひまわりネットから参照できるため、紹介状内容の簡素化を図ることができます。

過去の診療情報は移行されるのですか?

佐渡島内の病院(両津病院・佐渡総合病院・旧真野みずほ病院・旧羽茂病院・旧相川病院・旧佐和田病院)の病名・処方・注射・処置情報、佐渡総合病院の放射線・内視鏡画像、両津病院の放射線画像のうち、2012年10月以降のものが移行されます。ただし、移行対象は2013年3月28日までに同意書が受理された患者のみです。
なお、2013年3月29日以降に同意書が受理された患者の診療情報については、同意日以降に実施されたものが参照対象となります。

2014年2月から健診情報のうち、健診を実施する団体と保険者が同意している場合に限り、血液・尿検査の結果が連携されるようになりました。連携対象は2012年2月以降です。

インターネット回線について、NTTや佐渡テレビ等どこの回線でもかまわないのですか?

インターネットに接続できればどこの回線でもかまいません。ただし、公衆回線を用いるものの、暗号化を用いた特殊な接続で利用され、利用する端末も認証されたものに限定されているなど、セキュリティには十分な配慮がなされています。

レセコン等の機器から情報を取得できると聞いているが、自施設の機器が接続できるかどうかわかりません。

さどひまわりネットでは、電子カルテに限らず、レセコンを含む医事会計システム、検査システム、X線機器、内視鏡機器、画像管理システム、薬局システムなどの機器から直接医療情報を収集し、データセンターに格納します。これにより、参加施設が持つ医療情報の相互参照を実現しています。さどひまわりネットのしくみについてはこちらをご参照下さい。

さどひまわりネットへの参加を希望され、自施設の各機器を接続する場合は、協議会までご連絡下さい。該当する機器の接続の可否・方法を調査し、必要な機材の調達やネットワーク接続に必要な費用の見積もりを提示いたします。

さどひまわりネットの参加を途中でやめる場合、施設内の設備の撤去はどうするのですか? また、施設側に違約金等のペナルティが発生しますか?

参加を取り止める場合は協議会までご連絡下さい。施設退会申請書を提出いただく必要があります。設備の撤去は協議会が行います。さどひまわりネットをやめる際に、違約金等のペナルティが発生することはありません。

参加を取り止めると、自施設の情報を他施設が参照できなくなり、他施設の情報も参照できません。また、再度参加する場合には機器接続および必要機器設置に新たに費用が発生し、再参加しても過去データは収集されません。さどひまわりネットのめざすところを理解いただき、取り止めに際してはご再考下さるようお願いします。

提供されたパソコン端末等が故障した場合や、ウィルスソフトの更新時に施設負担になることはありますか?

参加施設のみなさまからお支払いいただく利用料の中から負担するため、追加負担が発生することは原則ありません。パソコン端末については予備機を用意していますが、台数に限りがあるため故障後すぐに予備機を提供することができない場合があります。

佐渡市の方は島外での医療行為を受けている方も多くいるが、そのような方の併用薬は、システムで確認可能となっていますか? また、登録する機能はありますか?

新潟市の一部の医療機関の情報は連携されています。島外医療機関の併用薬について手動入力して登録することは可能です。

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参加状況

同意住民数17,355
  内死亡者数(市報参照)4,413
参加施設数73
病院3
医科診療所13
歯科診療所4
調剤薬局16
介護・福祉施設32
研究機関3
その他2
2024/4/1時点